Guns and a Lily
「Guns and a Lily」をご購入いただき、ありがとうございます。
プレイ時に使えるネームカードなどのサポートアイテムや、誤字脱字などについて、こちらのページで補足させていただきます。
サポートアイテム
※以下の項目は、ゲームの核心に関するネタバレを含みます※
GMとしてプレイされる方のみ閲覧してください。
誤字・脱字
アイテムカード
「祈りの塔 No.6」
聞き込み結果
「周囲で聞き込みを行った結果、0時以降で塔に向かった
人物は6人居たようだ」
「周囲で聞き込みを行った結果、0時以降で塔に向かった
人物は5人居たようだ」
キャラクターシート
「イヴォン」
あなたの行動
12/19 23:50
「そろそろルネが塔で光を見たという時間になるため、
再度塔へと向かう。」
「そろそろジェレミーが塔で光を見たという時間になる
ため、再度塔へと向かう。
解説
以下、青字で記載されている箇所は、キャラクターシート内の記載、もしくはアイテムカードを指します。
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プレイヤーの席順について
マリユスとジェレミー、エクトルとランベールは同室であることもあり、共謀しやすい関係になります。この両名は、簡単に密談ができないよう、隣り合わない(机を挟んで向かい合うなど)席順を推奨します。
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犯人の特定方法
1)殺害当日、殺害現場である塔に向かった人物は?
この時点で、塔には行っていないルネとジェレミーは除外。
(死亡推定時刻付近は森で、お互いのアリバイを証明できる)
暫定容疑者
・マリユス
・エクトル
・ランベール
・フェルナン
・ベルナール
・イヴォン
2)死亡推定時刻である0~3時(祈りの塔 No.4「医師の見聞」)以降に
塔に向かった5名(祈りの塔 No.6「聞き込み結果」)とは?
・ランベール(22:00-23:00)、ベルナール(23:00-23:30)→塔の使用申込者リスト(教会 No.2)より塔に行っていることがわかるが、いずれも死亡時間より前のため除外
0時以降塔に行った5名
・フェルナン→4:50ごろ。フェルナンの部屋 No.1「隊章」より、少なくとも死亡後に塔に行っていることがわかるが、死亡推定時刻から外れるため除外
・マリユス→2:30ごろ。フェルナンの部屋 No.1「隊章」より、少なくとも死亡後に塔に行っていることがわかる
・イヴォン→23:50ごろ。マリユスに目撃されている
(・メレーヌ)
・エクトル→1:45ごろ、ベルナールの目撃により外を歩いていたことがわかる。
塔に向かった人物が5名おり、上記4名カウントしても1名足りないことから、出歩いただけでなく塔に行っていると推測できます。
暫定容疑者
・マリユス
・エクトル
・イヴォン
3)祈りの塔 No.5「メレーヌの遺体」より、犯人は左手で首を絞めた人物
左利きである物的証拠があるのはフェルナン(森の入口 No.1「ダンベルセット」)とジェレミー(ジェレミーの部屋 No.3「ペン」)だが、どちらも既に容疑者から外れている。
キャラクター設定資料を見直すと、ランベールのキャラクターシートの記述(あなたの行動 6:50)にて、左手でメモを書くエクトルを目撃している(エクトルの部屋 No.2「小さなメモ」)ことから、エクトルが左利きであり、犯行が可能であった唯一の人物であることがわかる。
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犯行動機について
エクトルは戦闘狂の武器マニアであり、自ら志願して軍隊へ加入している。
そこで出会った戦闘が得意なランベール(ランベールの部屋 No.3「隊章」)に惚れ込み、ランベール隊への所属を希望し、異動している。
しかし、この村に来てからというもの、ランベールの様子がおかしい。
メレーヌと出会ったことにより変化した彼は、段々と殺戮にためらいを覚えるようになった。(ルネキャラクターシート内「あなたの性格」8段落目 たしかに最近ではランベールに対する印象は変わりつつある~)
それだけではなく、ついには隊を抜け逃亡したいと言い出したため、メレーヌを排除することで、もとのランベールに戻って欲しいと考えた。
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スパイについて
世界地図(教会No.3)より、エイレーネ(自国)はディケ、エウノミアの2カ国と隣接しており、2カ国からスパイが潜入している可能性があることが判明し、マリユスのIDカード(マリユスの部屋 No.3)、ジェレミーの手帳(ジェレミーの部屋 No.2)に刻まれている紋章より、この2名がスパイであることが確定します。
また、マリユスのランプ(マリユスの部屋 No.1)は通信用に用意しているもの、ジェレミーの拳銃(ジェレミーの部屋 No.1)はエウノミア兵士から渡されたものとなっています。
ジェレミーはもともとエイレーネの人間ですが、海岸警備をサボっていた際に上陸したエウノミアの兵士より脅迫され、スパイとなることを選びます。メレーヌも共に脅迫されていることを知っており、監視、逃亡する場合は殺害するよう指示されています。
マリユスはディケの人間であり、潜入を目的として入隊しています。入隊可能年齢を過ぎていたため年齢を偽造(マリユスの部屋 No.3「マリユスのIDカード」)しているようです。
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メレーヌの出自について
出生記録(教会 No.7)によると、メレーヌは22年前に誕生しており、母親は彼女を産むと同時になくなっています。
イヴォンの記憶によると、(イヴォンキャラクターシート「あなたの性格」1段落目)彼は23年前にこの村に訪れており、なおかつアイテムカードから、修道女から嫌われている(教会 No.5「修道女のうわさ:イヴォン」)、この村にはめずらしい金髪であること(イヴォンの部屋 No.2「イヴォンの後ろ姿」)などがわかります。
彼はメレーヌの父親ですが、そんな事はすっかり忘れて22年越しにあった彼女に手を出そうと画策していました。
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不審者について
ルネは、メレーヌより「最近教会の周りに不審な足音がすること、暗い道であとを付けられた修道女がいること」を聞きます。(ルネ キャラクターシート「あなたの行動」 22:50 1段落目)
これは、メレーヌに対する好意から「自主的な見回り」を行っているベルナール(ベルナール キャラクターシート「あなたの性格」7段落目)のことです。
善意から教会まわりの見回りや夜道を歩く女性の警護を行っていたようですが、残念ながらメレーヌをはじめとする修道女たちには、その気持ちは届かなかったようです。
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「大切な家族」について
メレーヌの日記(メレーヌの部屋 No.1)に書いてある「大切な家族」とは、ヘレナではなくルネのことを指します。
ジェレミーが目的した、ルネの告白時の返答(ルネ キャラクターシート「あなたの行動」22:50 3段落目)で、「あなたのことは大切な家族としか思えないの」と言われているためです。
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メレーヌの意思について
メレーヌは、ランベールと逃亡することを直前まで迷っていましたが、彼女自身は逃亡の意思を固めていたようです。
メレーヌとランベールが同じかばんに逃亡準備をしていたこと(メレーヌの部屋 No.3「日用品セット」)(ランベールの部屋 No.2「日用品セット」)、その中にヘレナの靴下などを準備していたことからわかります。
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手紙の名前が消されている理由
ルネの記憶によると、メレーヌは「ランベールの記憶が戻らなくても良い、彼の邪魔になるくらいなら娘がいることを今すぐ伝えなくても良い。彼の負担になりたくない」と考えていたようです。
万が一に備えて手紙を用意したものの、ランベールにこれを手渡すかどうか決めかねていたため、名前を消したようです。(ルネ キャラクターシート「あなたの性格」 4段落目)
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その他、混乱が生まれやすい部分について
下記は本人に自覚がなく、混乱を生んでしまうことがあります。
お手数ですが、必要に応じて補足をお願いいたします。
・ルネ
ルネの部屋 No.2「靴下」→ヘレナと触れ合った際にポケットに入れられたようだ
祈りの塔 No.2「ルネのハンカチ」→泣いているメレーヌに手渡したもの
・イヴォン
キャラクターシート内に彼が金髪であるという記載がありませんが、彼が金髪であるという証拠(イヴォンの部屋 No.2「イヴォンの後ろ姿」)は事実です。
・マリユス
ルネの目撃した「翼を広げた鳥のマーク」(ルネ キャラクターシート 「あなたの行動」6:00 2段落目)に思い当たらず混乱を生む場合があります。必要があれば、事前に世界地図(教会 No.3)を見せるなどを行ってください。